千葉県柏市　豊町東町会

　地元消防団が引っ越しを終えて、残されたふるさと会館前にあった消防小屋ですが、いよいよ解体作業が始まりました。10/27、28日の２日間で上物の解体が終わり、最終的な整地作業が完了するのは11月上旬の予定です。昭和48年に建てられた建屋が消えていくことに寂しさを覚えますが、長い間町内を見守り続けてくれた消防小屋の50年間の思いは、新建屋で現職の消防団員の手によって引き継がれてゆくことでしょう。

明日10/10（土）に予定していた「炊出し訓練」は、台風の影響で来月11/14（土）に延期となりました。予定されていた皆様には大変申し訳ございませんが、来月もよろしくお願いいたします。

　地域の子供たちのクラブである豊東ユースクラブ（Yutaka East Youth club 通称イェイ）が、活動の第１歩を踏み出しました。地域の防災を子供たちの視点で考えてみようという試みで、その第一弾として、ふるさと会館で第１回「ぼうさい探検隊」を開催しました。
　防災の専門家である荒谷氏を講師に迎え、よくわかる防災のお話を聞いた後、地元消防団の第２方面第８分団によるＡＥＤ緊急除細動装置の体験学習をしました。この日は中学生を中心に約１０人の参加で、初めて体験する子がほとんどでした。はじめは恥ずかしそうにしていた子たちも、後半は積極的に質問するなど活気のあるイベントとなりました。第２弾の探検隊は９月１９日に、文字通り町内を防災の視点で探検する予定です。幅広く小学生から高校生までを対象としたクラブです。大勢の参加をお待ちしています。

　本来ならすでに子供たちは夏休みに入っている時期ですが、今年はコロナ禍の影響で変則スケジュールです。見守り活動も8月のスケジュールが入ってきました。熱いさなかなので健康第一に無理のない範囲で実施してください。

　緊急事態宣言が段階的に解除され始めました。私たちの生活も徐々に行動範囲が広がってきました。しかし「元の生活に戻ることはない！」という覚悟が必要かもしれません。その意味では地域の活動もその意義を含めて見直す良い機会かもしれません。豊町東町会のこれからの活動について考えてみたいと思います。

【全ては緊急事態のために】

　緊急事態は、災害だけではなく色々な場面で発生します。家族にとっては風邪をひいただけで、利用者間ではカラスのゴミ集積所荒しも、防犯灯に支障があれば町内でも緊急事態です。このような事態に行政でも様々な対応をしてくれますが、事態が重大になるほど国や行政の対応には時間がかかります。もっとたくさんの税金を払って迅速な公共のサービスを充実させようとしても、100％の対処は無理でしょう。なぜならそこに住む人にしかわからないことがたくさんあるので、行政といえども対処できないからです。そこに町会をはじめとする地縁組織の活動、すなわち共助の必要性が生まれるのです。
　まさに今、コロナ問題で行政が手一杯の状況下で、大災害が発生したとしたらどうでしょうか。5、6月に続け様に発令された、緊急地震速報のアラームに不安を感じられた方も多いのではないでしょうか。避難所は最悪の三密状態となり、マスクはおろか着衣さえ不自由となるでしょう。社会は壊滅します。では私たちは何をすればよいのでしょうか？
　先ずは町内の隅々まで網羅する連絡網の確立です。いま私たちの暮らしている地域がどのような状況になっているのか、どのような行動をとるべきなのか等の行政からの情報を伝えるとともに、安否確認の情報を行政に伝えるなど双方向の情報伝達方法を確立する必要があるのです。道路破損や、コロナ禍で人の移動が困難になったときには、電話やSNSの利用も考えておかなければなりません。通信機器の操作ができないという方も例外ではありません。家族やご近所でカバーするなどまさに共助で対処するしかありません。町会ではすでに公開しているホームページのほかにメールマガジンをスタートさせることにしました。これまではいわゆる情報弱者といわれる方々をおもんばかってＳＮＳの利用に対して消極的な部分がありましたが、登録している方にはダイレクトに情報を届けることができるので、町内すべての方が対応できるように奨励していきます。
　上記の連絡網が円滑に機能するためには、お互いが共助の目的で、顔見知りの関係を築いておくことが重要です。年間を通じてイベントや防災訓練、研修旅行など様々な活動を行っている最大の目的はそのためだといっても過言ではありません。結果として地域の絆が深まれば、より豊かな暮らしを築くことができると思います。

　5月25日発表の緊急事態宣言解除を受けて、当町会では6月から基本的に例年通りの活動を再開します。ただし、市の施設である近隣センター等の運営状況に準じますので、要請があれば再び自粛することになります。夏祭り等のイベントに関しては状況に応じて対応します。
　また、ふるさと会館の利用を希望される方は、火木土の9:30〜12:00に管理人にお申し込みください。

　ウィルス対策で気づまりな毎日ですが、皆さんはいかがお過ごしですか？
　町会活動の一番の要である定期総会も、例年通りの開催はできず、議決権を持つ皆さんにお渡しした資料を検討、書面での承認をしていただきました。集計の結果、町会役員の任期満了による改選もふくめすべての議案が承認されました。新役員は次の通りです。

会　長	佐野　治人	留任（５期目）
副会長	遠山　幹夫	留任（総務・防災担当）
副会長	三井　祥正	留任（防犯交通安全・文化活動担当）
副会長	松崎　力	留任（青少年部担当）
副会長	平林　毅	新任（会計担当）
監　査	高橋　正栄	新任
監　査	黒澤　聡明	新任

　また、今年度は子供会の休眠を受けて小学生だけでなく、高校生までの青少年を網羅した青少年部を発足。町内に建った新建屋に、地元消防団である柏第２方面第８分団が引っ越しするなど大きな動きもあります。陰鬱なコロナ騒ぎにもめげずに頑張ってまいりますのでよろしくお願いいたします。

　全世界で新型コロナウィルスに対する厳しい防疫措置が取られている中で、当町会の定期総会を迎えるにあたり事務局では例年通りの開催は難しいと判断し、特例として令和2年度の総会は書面承認という形式をとらせていただきます。
総会の決議が必要な議案を次の対象者に配布して、書面で承認の可否を問います。

　標記について，児童の安全を第一に考え，下記のとおり対応いたしますので，何卒御理解いただきますようお願いいたします。
１　臨時休業期間について
・期間：令和２年３月４日（水）から令和２年３月２３日（月）までの間。
・３月２４日（火）は登校日とし修了式を行います。
２　臨時休業中の対応について
（１）臨時休業中の学習について
　児童は，原則として自宅学習とし学校側で学習課題等を準備します。
（２）臨時休業期間中の一部児童生徒の受入れ
　小学校１・２・３年生及び特別支援学級の児童で保護者の皆様が就労等で自宅待機が困難な場合や，特別に配慮が必要な児童については，臨時休業期間中の８時から１５時までの間，学校において児童の受け入れを行います。希望される方は学校へお問い合わせください。その際の児童の見守りは学校教職員が行いますが，授業等は実施せず，各児童は自習教材と弁当を御持参ください。
（３）卒業式について
　予行は行わず，卒業生と職員のみで時間を短縮して実施します。なお，保護者の皆様が学校まで付き添うことや校門付近等で写真撮影等を行うことまで拒むものではありません。
（４）年度末評価について
　これまでの学習内容を総合的に判断し評価の判定を行います。
（５）児童の外出等について
　休業中，児童の外出は必要最小限にとどめていただくようお願いします。なお，児童の通塾や習い事等については，保護者の皆様に御判断をお願いします。
（６）児童の健康管理について
　当面の間は，毎日，健康観察（体温測定等）を実施し，３７．５℃以上の発熱が続くときには，医療機関を受診してください。感染症等の診断があった場合には，学校にお知らせください。
（７）こどもルーム（学童保育）について
　臨時休業となる期間の月曜日から土曜日まで（祝日を除く）の以下の時間帯に，市内全てのこどもルームを開所します。
・月曜日〜金曜日：午前８時〜午後７時まで
・土曜日：午前８時〜午後６時３０分まで

豊小学校

　政府の発表を受けて、柏市の小中学校は3月4日から臨時休校となります。期限は今のところ未定ですが近日中に決定する見込みです。
　町会やふるさと協議会でも、不特定多数が参加するイベントは中止、もしくは延期となりました。しかし年度末ということもあり必要に迫られた会合などもありますので、議題を必要最小限に絞りこみ短時間で終了するようにしてください。
　4月に開催予定の町会の定期総会ですが、会場の豊小学校体育館の使用を控えるため、総会の議決権のある本年度及び来年度の班長以上の役員、ならびに各団体の責任者の皆さんには資料をお配りし、投票による決議を行う予定です。詳しくは今年度最後の班長会でご案内しますのでご確認ください。

事務局